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「ロールスロイス」は、イギリス発祥の高級自動車メーカーです。
現在はBMWが「ロールスロイス・モーターカーズ」を所有していますが、創業時と変わらず製造はイギリスで行われています。
ロールスロイスといえば、車体に設置された翼を広げた精霊のオーナメントが特徴的です。
このオーナメントは「スピリット・オブ・エクスタシー」と呼ばれています。
ギリシャ神話における勝利の女神「ニケ」をモチーフとしているということもあり、「ロールスロイスに乗るようになってから、仕事がうまくいくようになった」「最近運が良い気がする」という声がよく聞かれます。
このように、「運を引き寄せる車」としても人気があります。
ロールスロイスは、機械工学とビジネスの才能に長け、レースドライバーとしても活躍したフレデリック・ヘンリー・ロイス氏と、電気技術と設計の才能に秀でたチャールズ・スチュアート・ロールズ氏が出会うことによって生まれました。
二人の手によって数々の車が生み出され、世界中で認められるようになります。
戦争中には航空機用エンジンを開発したことをきっかけに、戦後はジェットエンジンの開発をしますが、失敗して経営破綻してしまいました。
その後さまざまな傘下に入りながら、現在はBMWに所有されるかたちでブランドを守っています。